藤井聡太八冠の神の一手blog

藤井聡太八冠の神の一手を三択の次の一手問題形式で出題します。※ Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

2023-11-28から1日間の記事一覧

攻めを繋ぐ一手は? vs.星野良生四段

2017年4月13日、星野良生四段戦。 星野四段はゴキゲン中飛車対策の「超速37銀」戦法の開発者で、升田幸三賞を受賞したこともある序盤巧者。 本譜も飛車先を交換させる矢倉という珍しい戦型を選択し、藤井四段の対応力が問われる展開となった。 図は84手目、2…

終盤の斬り合い vs.深浦康市九段

2017年4月9日、炎の七番勝負第五局の相手は深浦康市九段。 炎の七番勝負五戦目にして、ついにタイトル経験者のA級棋士が登場した。深浦九段の粘り強く手厚い指し回しに若き天才はどう対抗するか注目された。 戦型は相矢倉で深浦九段が森下システムを選択。後…

逆転を呼ぶ奇手 vs.小林裕士七段

2017年4月4日、小林裕士七段戦。 小林七段は早指しを得意とする、重厚な棋風のベテラン棋士。 戦型は角換わりとなったが、小林七段の鍛の入った先手角換わりに藤井四段は苦戦の展開。 図は91手目、74歩と小林七段が桂取りに歩を打った局面。なんとか喰らいつ…

悩ましい突き捨て vs.中村太地六段

2017年4月2日、炎の七番勝負第四局の相手は中村太地六段。 中村六段は斬れ味鋭い攻め将棋。本譜も後手番ながら角換わり腰掛け銀で端を省略して攻めに出る作戦を選択した。 図は42手目、中村六段が75歩と突き捨てた局面。どう対応するか悩ましいが、藤井四段…

鬼手一閃! vs.斎藤慎太郎七段

2017年3月26日、炎の七番勝負第3局は斎藤慎太郎七段戦。 1勝1敗で迎えた第3局は藤井四段にとって正念場。連敗は避けたいところだ。 斎藤慎太郎七段は藤井四段と同じく詰将棋で鍛えた終盤力が自慢の本格派居飛車党。しかし、本局では前局の永瀬六段と同じく、…